バーバリートレンチコートの工夫
バーバリートレンチコートの工夫
トレンチコートはバーバリーに限らずやたらと「ベロ」がついている。両肩もそうだし、襟元にも、袖周りもそうだ。それぞれに役目があって、自然に分かりやすいように出来ている。襟と袖まわりは寒風が吹き込まないように「絞り」の役目を果たす。
トレンチコートの肩は「軍の肩章」が筒状に作られているので、そのままスポッとはめ込めるようにデザインされた。無論、軍の携行品の水筒とか銃とかのストラップをかませる事だってできる。
ネットでも話題になる「トレンチコート・ベルトの結び方」だが、このベルト、実はどのように結ぼうとトレンチコートの型を守り、また腰から上の防寒に果た す役割は、寒風相手のダムのようなもの。これゆえに、英国軍人は雨交じりの寒風の中、トレンチ(塹壕)の中でじっと相手の出方を待てたわけだ。
もう一つ。これは今のバーバリーでも一部残っているが、ポケットがポケットじゃない。「?」と思われるかもしれないが、実はポケットはスリット(切れ目)になっていて、内側に着込んだ上着のポケットに手が滑り込む機能性がデザインされている。
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