ミニマムアクセス米はもう不要では?
ミニマムアクセス米はもう不要では?
93年のウルグアイ・ラウンド(UR)合意で決まった最低輸入義務(ミニマム・アクセス)による22日の輸入米の入札で、落札がなかったことが分かった。政府は95年度以降、海外から調達するために毎年10回程度入札を実施しているが、落札ゼロは今回が初めて。コメ国際価格の急騰が響いたとみられる。
http://www.asahi.com/life/update/0423/TKY200804230310.html?ref=any
もうやめても良いと言うことでは無いのか?。
そもそもミニマムアクセス米とは、本来の完全な自由貿易であれば外国米は安いから無秩序に輸入され国内農業が壊滅するので、輸入を規制する代償として政府管理下で一定量の輸入をするという制度だ。
そもそも輸出国に十分な輸出余力がない年にまで機械的に一定量を買えというルールに無理がある。
そして世界の食糧事情はどんどん不足の方向に向かっており、将来余剰になる可能性は殆ど無い。
余所で餓死者が出ているのに、必要もないものを輸入するのは全くおかしい。
また、国際価格が高騰していると言うことは国内産との価格差が縮まっていることになる。
ならば、そもそもミニマムアクセス義務の原因となっている輸入規制自体がいずれ不要になる。
今だって、主食用は味が重視されるので少し安いからといって輸入米を食べたいという人は少ない。
牛肉やオレンジでの実績のように、安全性に問題が多いアメリカ産なんか安くてもさほど売れないのだ。
輸入米と現実に競合するのは、せんべい原料向けなどだけであり、国内農家が元々あまり作りたがらない品種だけだ。
内外価格差が縮まれば、品質で勝る食用米については輸出で生産拡大すら可能になる。
現在でも僅かながら贅沢品としての輸出はされているのだから。
[ written by pinksaturn ]
この記事へのコメント
ミニマムアクセスの定義
発言の趣旨に賛同しますが黄になった点が一点あります。ミニマムアクセスは輸入義務ではなく輸入機会ではないですか?WTO協定の付属書にも「最小限度のアクセス機会」と書かれているそうです。(1999年共産党質問に対する国会答弁)現に韓国では日本と同じく国家貿易だがMC量より大幅に少ない量しか輸入していません。
|コリドラス|MAIL|URL|2008-09-12 12:30:17| [コメントを書く]
なるほど・Re: ミニマムアクセスの定義
> ミニマムアクセスは輸入義務ではなく輸入機会ではないですか?
よいコメントをありがとうございます。
報道などであたかも義務のように伝えられてきたためか、決められた量を輸入しないとアメリカから恫喝されるという先入観を持っていました。
つまり、高くて買えなかったならそれは本来あるべき市場原理によるのだから問題ないと言うことですね。
|pinksaturn|MAIL|URL|2008-09-12 13:03:20| [コメントを書く]
無題
http://www3.jetro.go.jp/jetro-file/search-text.do?url=04A-000913
ジェトロの説明をよむと益々混乱してしまいます。
結局権利ってコトに落ち着いたんでしょうか?
|あきぶ|MAIL|URL|2008-10-29 19:03:55| [コメントを書く]
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