危ない海上コンテナ積載トレーラー
危ない海上コンテナ積載トレーラー
海上コンテナを積んだトレーラーの横転が相次いでいる問題で、港湾関係者らで構成する全国港湾労働組合連合会(全国港湾、東京)が全国の横転事故を調べたところ、約10年間で少なくとも149件の事故が起き、13人が亡くなっていたことがわかった。98年に大阪市で起きた横転死亡事故をきっかけに調査しているが、横転は運転ミスだけではなく、車両の構造や積み荷の片寄りなど複合的な要因の可能性が強いと指摘し、安全な輸送のための法整備の必要性を訴えている。
http://www.asahi.com/national/update/0523/NGY200905230003.html
元々日本で使われていたコンテナは旧国鉄仕様が主流であった。
海上仕様のコンテナは旧国鉄仕様より背が高いため公道を通行できなかったのを法改正して規制緩和したはずだ。
おそらく外圧や財界の要望によって十分な技術的検討抜きに決定されたのではないか。
平地の少ない日本では道路の幅が全般に狭くカーブが多い。
したがって欧米と同じ規格のコンテナをそのまま積載すれば無理をきたすことは自明だ。
誤った規制緩和は早急に是正すべきだ。
海上コンテナをそのままトレーラーに積むことについては大幅な規制強化が必要だ。
まず、交通量が多く事故時の被害が大きくなりがちな大都市部やカーブが多い山間地については原則として通行させないこととすべきだろう。
大都市にある港湾については公費で鉄道引き込み線を整備してでも鉄道輸送に振り替えさせるべきだ。
目的地が大都市内にあるなどやむを得ない場合の通行は個別許可とする。
許可する場合も重機輸送用などに使われている低床型のトレーラーに限ること、運転手や積み込み作業監督者に一定以上の経験なり講習修了を求めること、出発前に各車輪にかかる荷重を実測させバランスが悪いときは積み直すか重りを加えてバランスを取ることことなどやれば出来る全ての安全対策を条件とし、抜き打ち監査によって遵守させる。
規制強化によって鉄道へのシフトがあれば地球温暖化対策にもなる。
積み替えの手間が増えればいくらかコストもかかるだろうが、雇用も増える。
事故が多発すれば処理にもコストがかかっているし、結局保険料の高騰などに跳ね返っている。
同じコストをかけるなら事故処理より予防にかけるべきだ。
[ written by pinksaturn ]
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