豚フルついに国内発生
豚フルついに国内発生
厚生労働省は16日、国立感染症研究所での詳しい検査で、神戸市内の県立高校3年生の男子が新型の豚インフルエンザに感染していることを確認した、と発表した。検疫を除く国内で初めての発生。同じ高校に通う2人の高校生も、神戸市環境保健研究所の検査で、陽性反応が出ている。政府は同日午後、対策本部の幹事会を開き、国内対策をこれまでの「第1段階(海外発生期)」から「第2段階(国内発生早期)」に切り替えた。
http://www.asahi.com/national/update/0516/TKY200905160090.html
ついに海外渡航をしていない感染者が出た。
水際作戦をすり抜けてウィルスが侵入したことになる。
水際作戦は検査対象者を赤外線カメラで捜していた。
そのため潜伏期間中で発熱が無い感染者は検査されない。
また簡易検査キットの感度は十分でなく、感染初期でウィルスが少ないと検出されないこともあるそうだ。
つまり初めから完全な阻止は不可能で、水際作戦自体が検疫を管轄する厚労省の縄張りを誇示する目的で行われたなどと言われている。
もしも効果がないと判っていて政治的なポーズだけのために多大なコストをかけたのなら酷い話だ。
国内に入ったとなると蔓延防止が重要だが、これが心許ない。
感染者が人の集まる場所に行かないように誘導するしかないのだが、人口密度が高い日本では難しい。
最も危険な場所が交通機関と医療機関だ。
感染者がラッシュの電車に乗り込んだらたちまち何百人かが濃厚接触となる。
発熱者が大病院に押しかけたら待合室はウィルスで充満する。
日本では平素からこういった危険箇所の混雑を緩和する政策が十分にとられていない。
鉄道や病院が全くゆとりを持たないことが原因で、根本的な解決は公的支援によって絶対的な処理能力を増やすことだがすぐには間に合わない。
だがすぐに出来る対策もあるはずだ。
例えば病院の診療開始時刻を10時からにすれば通勤ラッシュに通院者が乗ることを避けられるだろうが、どこもたいてい役所の勤務時間に合わせてしまっている。
あるいは外来の休診日を土日に固定せず、例えば土日休みの翌週は金土、その次は木金などと週によって少しずつ変えれば土曜日まで待てる患者が平日に行かなくなるから、その分通勤ラッシュと重ならなくなる。
一般企業においても可能な業種は例えば月曜に多い祭日をときおり金曜日に振り替えるなど出来る限りの協力をすべきだ。
その他、鉄道駅のホームで必ずうがいが出来るよう水道を設けるといったことも有効ではないか。
下車直後に手を洗ってうがいする習慣を普及するだけでもある程度感染者を減らせるだろう。
昔は駅のホームに必ず水道があったが最近は増やすどころかむしろ改装で撤去される例が目立つ。
こんな事は事業者任せにしていたら改善が望めないから、補助金と規制の両面で設置を推進すべきだ。
[ written by pinksaturn ]
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