市中引き回しのうえ打ち首

2009-05-14 07:25:52

市中引き回しのうえ打ち首

 辞任した鴻池祥肇(よしただ)官房副長官は、数々の放言・直言で話題になった。
03年7月、長崎市の12歳(当時)の中学生による4歳男児殺害事件について記者会見などで「(罪を犯した少年の)親は市中引き回しのうえ打ち首にすればいい。14歳未満の子は犯罪者として扱われないんだから、保護者である親、(学校の)担任、校長先生、全部前に出てくるべきだ」と発言して問題となった。
http://www.asahi.com/politics/update/0513/TKY200905130117.html
 鴻池といえば長崎の中一少年による幼児虐殺事件での打ち首発言は今も印象に残る。
公的立場にある人の発言としてはずいぶんな暴言だからかなり叩かれた。
この人は要するに大臣をやるにしてはバカ正直すぎた。
しかし、事件の詳細を追えば似た気持ちになる人も多かろう。

発言のあった事件直後は細部があまり出ていなかったから、何も言っているんだと叩かれた。

その後の審判の報道だと
「長崎市の幼児誘拐殺人事件で、長崎家裁(伊東浩子裁判長)は16日、中学1年の少年(12)の審判開始を決めた。期日は明らかにしていない。審判は家裁調査官による調査結果や少年鑑別所の鑑別結果などを参考に、裁判官3人の合議で行い、児童自立支援施設への送致や保護観察などの処分を決定する。
刑事事件の公判にあたるものだが非公開。少年が何をしたのかを追及するのでなく、少年の人格や成育環境を検討し、更生に何を必要かなどを究明する。非行事実に争いがない場合、通常は家裁の調査が終了した時点で1回だけ開かれるが、今回は重大事件であることから数回開かれるとみられる。
また、裁判官が精神鑑定を決定すれば、鑑別所収容の観護措置はいったん停止され、少年は1~3カ月間、病院などに鑑定留置され、処分決定は秋以降にずれ込む可能性がある。
長崎県警が県中央児童相談所に通告した非行事実によると、少年は7月1日、長崎市郊外の家電量販店で種元駿ちゃん(4)を誘拐。市中心部の立体駐車場に連れて行き、用意していたはさみで脅すなどして全裸にし、体を傷つけたうえ、屋上から投げ落として殺したとされる。 」
となっていた。

大手新聞ではここまでだが、週刊誌ではハサミで切った箇所が性器であったことも報道された。
犯人少年には幼稚園時代からハサミを振り回すなど危険行為があったとも言われる。
先天的な人格障害も疑われ、両親に対する非難とは精神科を受診させずに放置した過失を指してのことだ。
確かに打ち首という言い方は乱暴すぎた。
だが事件は偶発的でなかったのだから両親の責任は重い。
それが少年法で情報を保護されたことについて不条理を感じるのは普通の感覚だ。

権力者にこんな口の軽い人が混じるのはある意味民主主義の安全弁だ。

 今回の辞任は議員パスを私用に使ったためと言われる。

だがどの議員も選挙運動では当然のように使っている。

新人や落選中と現職のハンデがそれだけ大きくなっている。

その他過去たびたび事件になった秘書給与など歳費以外の議員特権は元々問題だらけだ。

問題のあった議員を個別に処分しても一向に状況は改善しない。

議員への給付は歳費に一本化すべきだ。

 


[ written by pinksaturn ]

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