スペースシャトル最後の大仕事

2009-05-13 08:28:23

スペースシャトル最後の大仕事

米航空宇宙局(NASA)は米東部時間11日午後2時1分(日本時間12日午前3時1分)、ハッブル宇宙望遠鏡の修理を行うた
めのスペースシャトル・アトランティスをフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げた。アトランティスは予定の軌道に入り、
打ち上げは成功した。
http://www.asahi.com/science/update/0512/TKY200905120001.html
宇宙望遠鏡の修理などという大仕事は7人も一度に乗れて重い機材も一緒に持って行けるシャトル以外では出来ない。
シャトル退役後のISS連絡便はアメリカでもソユーズのような使い捨てカプセルに移行し、貨物は日本のH2B&HTVを含む別便
での輸送となる。
だからISSから離れた軌道にあるハッブルの修理は今年がラストチャンスだった。

空気に遮られない衛星軌道上の大型望遠鏡は圧倒的な性能によって宇宙の構造を解明する情報を多数もたらした。

未だに達成されていない地球型系外惑星の直接撮影もあと5年あればいくつか適当な候補が出るはずだ。

実績とアメリカの国威発揚を考えたら、サブプライム恐慌で財政が悪かろうが修理は当然の選択だろう。

だがハッブルのある高度600キロ付近はデブリの多い軌道だという。

デブリ遭遇の確率は221分の1とかなり高いらしい。

修理に行かされる飛行士にとってはまさに薄氷を踏む仕事だ。

このあとに控えている「きぼう」船外プラットフォームのことを考えたら、当たらないで無事終わってくれと願うしかない。


[ written by pinksaturn ]

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