留置場は全て独房に改修すべき
留置場は全て独房に改修すべき
茨城県警水戸署で取り調べ中の警察官が眠り込んだすきに容疑者が逃走した事件で、取り調べを担当した刑事課巡査長(30)のコップに残ったお茶から検出された睡眠薬の成分は、同署で勾留(こうりゅう)中の別の留置人に処方された睡眠薬と同一だったことが26日、県警への取材で分かった。
県警は、逃走した同県那珂市、無職柘植直人容疑者(24)=逃走容疑で全国に指名手配=が、この睡眠薬を何らかの方法で入手し、巡査長のお茶に混入させた可能性があると見て調べている。
http://www.asahi.com/national/update/0426/TKY200904260150.html
こんな事件が起きるのは留置場で容疑者同士が接触する雑居房の存在が原因であることは明らかだ。
一刻も早く全ての留置場を独房に改めるべきだ。
逃亡につながったなどというのは前代未聞だが、その他にも雑居房に起因するリスクは多い。
まず最悪なのはプロの犯罪者と素人の万引き犯などが接することで、プロの犯罪手法が伝承されて素人の犯罪が高度化するリスクだ。
あるいは留置場で顔見知りになったことをきっかけにプロの犯罪者同士の人脈が拡がって犯罪が組織化するリスクも重大だ。
また本来なら犯罪とは無縁な過失犯や冤罪被害者がガラの悪いプロの犯罪者とか外国人などと同室させられれば、それが一種の拷問となって早くその場を逃れようとの心理をまねき嘘の自白につながる危険性も高い。
過去に裁判で争点となった例では、刑事が同房の常習犯罪者にスパイ行為をさせて嘘の自白を引き出したと疑われたなどという酷いケースもあった。
冤罪リスクは裁判官・裁判員の判断を萎縮させ、ことに重大事件で死刑判決を出し渋る圧力になりやすいから結局は犯罪高度化と並んで治安悪化につながる。
このように留置場の雑居房は本物の犯罪者に利益を与える一方で、過失犯や無実の冤罪被害者に対して不利益を与えてしまうリスクが大きい。
警察の活動や裁判にはもともと莫大なコストがかかっており、留置場を独房に改修するコストが致命的に財政を圧迫するとは到底考えられないから、現状の放置は行政の怠慢以外の何物でもない。
留置場の完全独房化は必ず治安改善につながる。
[ written by pinksaturn ]
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