悲惨な僻地県の知事

2009-03-06 23:52:40

悲惨な僻地県の知事

 なんと、達増知事が土下座。県立の医療施設に関わる予算について知事が進めようとしていた案が認められない形となったため、土下座して再び審議することを求めた。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4077773.html
 知事が土下座してまで再議を求める原因になった議案とは、県立病院のリストラに関わる予算だ。
つまり県立病院の医師が足りず、少ない人数で無理をすればますます疲弊して退職者が出るから僻地の分院や有床診療所を無床診療所に転換して当直勤務を不要にし救急拠点となる中央病院に医師を集約しようとしたのが議会で否決されたということらしい。
こういうとき自分の地盤から入院施設がなくなる議員は猛烈に抵抗する。
民度が低い僻地ではそうしなければ次の選挙が危うくなるからだ。
 だがそんな無茶な抵抗をする羽目になったのも元をただせば議員らの自業自得だろう。
結局のところ今まで議員らが利権をあさり、ダムだ道路だ箱ものだと土建政治に邁進してきた結果予算が足りないのが原因なのだ。
日本では役所も企業も懐が苦しくなると設備投資を温存したまま安易に人件費を減らそうとする。
比較的高給な割に人数も多く、しかも労働組合組織率が低い医師の給与は格好の標的になる。
ところが医師は宿直中に救急が来て一睡も出来ないなど実労働時間が長く、年収では高給といっても時給換算では資格取得の難しさに見合わない低賃金になってしまう。
交代要員が確保できない小規模病院ではそれが一段と酷くなる。
それで県立病院が欠員だらけになったというわけだ。
岩手県は人口が少ない割に面積ばかり広く、しかも山がちだ。
当然僻地が多く、ただでさえ誰も住みたがらない土地である。
ダムや箱ものを削って人件費を捻出しなければ医師が寄りつかなくなるのは当たり前だ。
ところがこんな議会じゃ岩手県には医師どころか土建屋以外は誰も寄りつかなくなる。
このニュースを見たら企業人も岩手県への立地は躊躇うだろう。
次の知事選挙で官僚すら寄りつかず立候補者が一人もいないなんてこともあり得るかも知れない。
選挙が出来なかったら現職は退任できなくなるのだろうか?。
サスケも今頃は当選しなくて良かったと分厚い胸をなで下ろしていることだろう。


[ written by pinksaturn ]

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