「ムシュクとはどういうことか」
「ムシュクとはどういうことか」
東京都国立市で昨年6月、ホームレスの男性(64)が頭を殴られ負傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された高本孝之容疑者(36)が、警視庁の調べに「ホームレスを殴った」などと容疑を認める供述を始めたことが分かった。同庁が5日、明らかにした。
高本容疑者は居住していた多摩市内の施設のスタッフに「無宿」と書いた紙を見せるなど、ホームレスについて尋ねていたことが施設関係者の話で分かった。
関係者によると、高本容疑者は昨年春ごろ、スタッフに「ムシュクとはどういうことか」と質問。質問内容がわからなかったスタッフに、「無宿」とペンで書いた紙を見せた。「ホームレスのことか」と尋ねた高本容疑者に、スタッフは「そうだ」と回答。「いろんな事情があり、宿がないから悪いわけではない」と説明すると納得したという。
http://www.asahi.com/national/update/0105/TKY200901050151.html
施設に入っていたことなどから容疑者は精神障害か知的障害があったようだ。
一方で実名報道されていると言うことは、善悪の区別が付かない重症ではないと警察が判断していることになる。
その割に不可思議な発言は何なのだろう。
無宿、無宿人などと言う言葉は、今どきテレビの時代劇でしか殆ど聞くことがない。
徳川幕府は国民に移動の自由を認めない政策をとっていたから、住所不定となることは死刑にもなりうる犯罪だった。
そして時代劇の中の無宿人は失業者などではなく、たいていヤクザ者で殺人犯も多いし劇中では殺してもお咎め無しという扱いがよくある。
もしも容疑者が現代のホームレスと時代劇の無宿人を混同し時代劇の処刑人を買って出て犯行に及んだのなら、善悪理非が区別できない重症であった可能性もある。
実際そうだったのなら、実名発表は勇み足になってしまう。
同時に何故そんな危険人物が精神科の閉鎖病棟でなく外出自由な施設にいたのかが問題となる。
財政難もあって厚生労働省は精神科の閉鎖病棟を減らそうとしており、役所には入院費が全額公費となる措置入院を避けたがる動機がある。
まさかとは思いたいが、役所の意向が無理な退院につながったのではないか?。
危険な精神障害者はまず自発的に入院しないし、自ら費用を出すこともあり得ない。
おそらく措置入院でしか入院させることは不可能だったろう。
もしも役所の意向で措置入院が無理に回避され、なおかつ役所が責任追及を免れようとして「軽症」ということにし、辻褄を合わせるため実名発表となったのならとんでもない話だ。
ひとたび殺人が起きたら捜査や裁判のため多くの税金が消費される。
厚生労働省がけちったために、もっと多くの予算が警察で必要になったのなら本末転倒も甚だしい。
ストレスの多い社会で精神を病む者が増えるのは避けがたい。
晩婚化で高齢出産が増えれば、先天的な脳の異常も増える。
需要が増えている閉鎖病棟を無理矢理削減したら危険な結果につながるのが当たり前だ。
官僚の縄張りを守るために殺人が増えるなんてことはあってはならない。
[ written by pinksaturn ]
この記事へのコメント
1,000P おめでとうございます
お久しぶりです、千頁目なので、書き込みしてみました
頑張りましょう!? ツ(^o^)シ
|ほっとあいず|MAIL|URL|2009-01-06 17:13:46| [コメントを書く]
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