マンマル・マシーン/密儀
マンマル・マシーン/密儀
2010-12-10 07:26:54
“真ん丸マシーン”じゃありません。“Mammal”(=哺乳類)であります。
このバンド名は、リズムセクションの参加バンドがいずれも哺乳類にちなんだ名前を持っていたことからきているそうで。
ヴォーカルとキーボードが、ユミ・ハラ・コークウェル。
EURO-ROCK PRESSのバックナンバー持ってる人は、Vol.42にインタヴューが載ってますから、読んでみてください。
(そこでは単にユミ・ハラ名義)
共演歴が凄い。
故ヒュー・ホッパー(元SOFT MACHINE)の遺作は、この人との連名作だったのね。
ギターにタバタミツル(ゼニゲバ、LENINGRAD BLUES MACHINE)。
ベースに宮崎理絵(元MARBLE SHEEP~現・不思議なバレッツ)
ドラムが渡辺靖之(元MARBLE SHEEP~MANDOG、LENINGRAD BLUES MACHINE他)
なかなかに豪華なメンツです。
このメンバーで出てくる音は、どっちかというとジャーマン・ロック色の強いモノになっている。
(ドイツ語の曲名も何曲かあるし)
しかし、ユミ・ハラ・コークウェルの独特なヴォーカル(声質も唱法も似てはいないけど、ダグマー・クラウゼに共通するものを感じた)と一部カンタベリー系っぽくもなるキーボード(音色やフレーズは多彩で、一概に○○風とは言えないけど)をフィーチュアして、また何とも名状しがたい世界になっている。
(7曲目でのユミ・ハラの日本語の語り風ヴォーカルもクール…あっ、この人FRANK CHICKENSにもいたんだよね)
宮崎理絵のへヴィなベースと、1曲で担当するかわいらしいヴォーカルも聴きモノ。
彼女のリード・ヴォーカルって、初めて聴いたような…その8曲目がまたアルバム髄一のNEU!風反復R&Rになっててカッコいい。
タバタミツルも“カレイドスコープ・ギタリスト”と書かれているに相応しいプレイぶりだし、渡辺靖之のドラムがまたタイト。
大半の曲は、知らずに聴いたら日本のバンドとは思わないかもな。
個人的に不満があるとしたら、各楽曲のフェイド・アウトがちょっと唐突な気がするところだが、まあ些事だ。
ちなみにこのSOFT MACHINE風のアートワークは、不思議なバレッツの西川どるたんによる。
MAMMAL MACHINE、本日リリース。
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